みなさんこんにちは。ヨガセラピストのMAKIです。
一般にヨガというと、体の柔軟性を生かして難しいポーズをとっている、そんなイメージをお持ちの方が多いと思います。それもヨガなのですが、それだけがヨガではないというお話を今日はしたいと思います。
ヨガとは、心の働き(思考と感情)の静止である、と言われています。(ヨガスートラ第1章2節)
心の働きって何?ですよね。
ヨガスートラと呼ばれるヨガの教科書の中では、
心があるから、いろいろなことを考え、思い感じるのだそうです。
嫌なことがあって、悔しいとか悲しいとか、自分が不幸だとか思ったとしても、
それは考えであり、自分自身はいつもと変わらず存在していて、自分が不幸なのではない、と言うことだそうです。
私自身こんな風に考えることができているかと言うと、もちろんNOです(笑
心の働きの静止を、もっと現代社会で身近な感じで例えると、もっと様々な側面から例えるとたくさんあるのですが、一つには、”フロー状態” が挙げられると思っています。
(私はフローの専門家でもなく、心理学者でもないので、興味のある方や詳しい解説はWikiなどでご覧ください)
フロー状態を作ることの目的(集中力を高めパフォーマンスを上げる)などとは少し異なるのですが、
何かに集中している時は、嫌なことを忘れて自分自身が満たされていることを感じたりする、そんな感じです。
私にとっては、ロックフェスティバルやライブハウスなどで好きな音楽を聴いて踊ったり、一緒に歌ったりしていることがそうです。
でも、そんな楽しいイベントは毎日ありませんよね。
その満たされている状態を日常に持ち込めるのがヨガだと考えます。
冒頭にも書いたように、実はヨガにはポーズをとること以外にも色々あります。
一番よく耳にするのは、瞑想(メディテーション)ですね。それ以外にも、例えば本を読むこと(ギャーナヨガ)、自分の与えられた仕事や役割に集中すること(カルマヨガ)、そして歌うことや踊ること(バクティヨガ)です。
せっかくなので、次回は、ヨガと音楽について話題を深めてみたいと思います。
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