みなさん、こんにちは。インストラクターのMAKIです。
ヨガの考えの中で、人間は5つの鞘(コーシャ)から成り立っているという考えがあります。この5つの鞘(コーシャ)は、何かがよくて何かが悪いというものでもなく、どれもバランスよく整っている状態が良いと考えられています。ヨガで心身のバランスが整うとよく言われますが、ヨガにはこのコーシャのバランスを整えるという考え方が基礎になっているからとも考えられます。
5つのコーシャについて一つずつ外側から説明していきます。
アンナマヤコーシャ(食物鞘)
唯一目にして触れることのできるコーシャで、体を意味し、ここがバランスを崩すと体調不良を引き起こします。私たちの体は食べているもので作られています。バランスの良い食事のほか、アーサナ(坐法・ヨガのポーズ)がアンナマヤコーシャを整えます。
プラーナマヤコーシャ(生気鞘)
エネルギーのことを指します。このコーシャバランスが落ちると、元気や活力がなくなってきます。主に呼吸法で整えることがきます。
マノーマヤコーシャ(意思鞘)
メンタルに関係します。このコーシャバランスが崩れると、メンタル不調が起きます。メンタル不調は、まずマノーマヤコーシャが乱れ、ここからプラーナマヤコーシャ、そしてアンナマヤコーシャへとバランス不調が連鎖的に起こると言われています。アーサナ(坐法・ヨガのポーズ)や呼吸法の他、簡単な瞑想法も効果的です。
ヴィジュナーナマヤコーシャ(理知鞘)
知性に関するコーシャです。ここがバランスを崩すと、判断力や感情のコントロールに不調が出てきます。※ヨガセラピーでは対象としません。
アーナンダマヤコーシャ(歓喜鞘)
歓喜その名の通り、生きる喜び・幸福に関係するコーシャです。このコーシャを包み込むように他の4つのコーシャが存在します。※ヨガセラピーでは対象としません。
全てのコーシャは関連しあって共存しています。
ヨガセラピーでは5つのコーシャが整うように、お一人お一人にあったセラピーの内容をご提供します。
お気軽にご相談ください。
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