全米ヨガアライアンスでは、インストラクター資格の更新のため、認定されたスクールにて継続トレーニングが義務付けられています。トレーニング内容は、ヨガのポーズ研究(アーサナリサーチ)や教え方(ティーチング)、ヨガ哲学や解剖学など多岐にわたります。
ヨガのインストラクターは、私のようにフリーランスやっている人も多く、いわゆる同僚という存在がいないです。ですのでちょっとした悩みや不安の相談というのが難しいです。そう言った不安も解消してくれる機会がが、この継続トレーニングです。
そしてこの継続トレーニングはインストラクター養成講座を受けたスクールで受講するケースが多く、まるで母校で同窓生たちと研修を受けるような感覚になります。インストラクターにとって、研修やトレーニングで受けとる感覚はまさに宝です。その宝を交換し合う場は、セルフプラクティスとも、ヨガスクールでのいつもの練習とも違う、温かいんだけどもキリッと凛とした空気の流れる時間です。
今回は、Vinyasa ヴィンヤサのトレーニングでした。一呼吸一動作でポーズが連なっていくシークエンス。
ヴィンヤサって運動量が多くてキツい!と思っていらっしゃる方が多いかも(私自身もその苦手意識強い)ですが、ヴィンヤサについて深く知り、理解を深めるにつれて、”おだやかなヴィンヤサ”が連れて行ってくれる心地よさに魅了されるようになりました。
丁寧な一呼吸に丁寧に一動作を連ねていくと、不安定だった土台が”徐々に”安定し、そこからまた”徐々に”整う姿勢に呼吸が流れるように通り、身体が解放されていくように広がっていく感覚に変わっていきます。
この”徐々に”解放される感覚がヴィンヤサならではだと思いました。
ヨガを始めてみようかな?と思っていらっしゃる方や、ヨガは好きだけど大きな運動量はちょっとと思われる方にも、ヴィンヤサの心地よさをお伝えできるよう、もう少し研鑽していきたいと思います。
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